頻尿があり、多くの場合下腹部や会陰部の痛みを伴う病気です。急性膀胱炎に似た症状を示す場合抗菌薬などが処方されたり、過活動膀胱と似た症状の場合には頻尿改善薬などが処方されたりしますが、それでも直らない場合にはこの病気を疑う必要があります。痛みがこの疾患の特徴と言われていますが、必ずしも痛みが伴わない場合も多く、他の病気と症状が似ていることから診断が難しいことがよくあります。線維筋痛症や過敏性腸炎など他の疾患と合併することも多いと言われています。
アメリカでは患者数は70万人にものぼると言われ、珍しい病気ではないといわれています。日本では少ないといわれていましたが、実はもっと多くの患者さんがいるのではないかということが言われ始めおり、潜在的患者数は推定20~40万人と言われています。